医師との対話やさまざまな交流を通して、自分の性格や考え方の傾向、なぜうつ病になったかということを理解して、
そうならないようコントロールできるようにします。
また、再発を防止するためにも、うつ病の症状がかなり良くなり、社会生活が営めるようになる頃に精神療法を行うことがとくに大切です。精神療法の中心となるのは、「一般的(支持的)精神療法」です。患者さんの話を聞き、不安な気持ちをよく理解した上で、
症状を良くしていくためのアドバイスをしていきます。他にも、物事のとらえ方や考え方を、うつ病につながらない方向へ変えるサポートをする「認知療法」、行動に目標を設定し、
達成感が得られるようにしていく「行動療法」、
人間関係がうつ病になるきっかけになっている場合に、
その問題が解決できるようにサポートする「対人関係療法」など、
さまざまな治療法があり、医師が、
その人に合ったものを選んで、行っていきます。
アステラス製薬HPより